初七日のお供え物やお膳には何を用意すればいいのでしょうか。

初七日のお供え物にはどんな果物やお菓子がいいのか?

初七日のお膳にはどんな食べ物や料理を用意したらいいのか確認していきましょう!

初七日のお供え物

最近ではお葬式と一緒に行われるのが一般的な初七日ですが、もちろんきちんとお供え物をしたりお膳を用意する必要がありますよね。

しかし、実際にどのようなものを用意すればいいのか難しいところでもありますよね。

今回は、初七日に用意するお供え物やお膳の内容についてご説明いたします。

目次

  • 初七日のお供え物は何を用意すればいい?
  • 初七日のお膳は何を用意すればいい?
  • まとめ
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初七日のお供え物は何を用意すればいい?

初七日の法要にお供え物は何を用意すればいいのかをご紹介します。

実は、お供え物というのは宗教によって

  • 考え方
  • 品物
に違いがあります。

浄土真宗

浄土真宗の場合は、果物やお菓子など通常のお供物を用意します。

曹洞宗

曹洞宗の場合は少し違ってきます。

果物をお供えするのは通常と変わりませんが、その他に「積み団子」というものをお供えします。

これは、曹洞宗の場合、初七日から七日ごとのお参りに加え、御霊供膳とお団子を毎日毎食仏壇にお供えするしきたりがあるからです。

その中でも、積み団子というのは、お釈迦様がお亡くなりになる前に、お弟子さんたちが何も食べようとしないお釈迦様に食べやすいようにと食物をすりつぶしてお団子にして食べてもらおうとしたことが由来となっています。

初七日のお供え物は地域や宗教によって大きく違ってくるものなので、一般的に「これが正解」とは言いにくいものがあります。
気になる場合には、身の回りの人やお寺の方に聞いてみることをおすすめします。

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初七日のお膳は何を用意すればいい?

初七日では、お供え物のほかに御霊前の前にお膳を用意します。

このお膳のことを御霊供膳(おくりぜん)と言います。

宗教によっても違いはありますが、少なくとも浄土真宗以外の宗派では準備されます。

では、この御霊供膳はどのようなものを用意すればいいのでしょうか?

御霊供膳には精進料理を用意!

基本的に御霊供膳で用意されるものは、「精進料理」と呼ばれるものです。

精進料理というと、どのようなものを思い浮かべますか?

精進料理とは?

仏教は、殺生をいさめるものなので、肉や魚を使わないものというイメージがありますよね。

他にも、精進料理には、食べ物本来の味を味わう為に

  • 調味料などを控える
  • 食材は無駄なく使い尽くす
というルールがあります。

調味料を使わないからと言って味が薄いというわけではなく、きちんとだしを取って味を出しているのです。

ただ、精進料理だからと言って野菜などなら何でも使っていいというわけではありません。

基本的には

  • 匂いの強い野菜
  • 味の強い野菜
は避けるようにします。

御霊供膳の供え方とは?

御霊供膳は供え方にも方法があります。

もちろん方向を御霊前や御仏前に向け、飯椀・汁椀・高皿・つぼ椀・平椀、そして手前にお箸を用意します。

  • 飯椀はご飯
  • 汁椀はお吸い物
  • 高皿はお新香
  • つぼ椀は和え物
  • 平椀は煮物
を用意します。

これらをきちんと仏膳に乗せて用意するようにしましょう。

まとめ

初七日というのは、本来であれば故人が亡くなってから七日目に行うものですが、最近では負担の軽減のためにお葬式と一緒に行うことも多くなっています。

しかし、お葬式と一緒に行うといってもきちんと初七日は初七日の準備をする必要があります!

その一つが、御霊前や御仏前にお供えするお供え物やお膳です。

お供え物やお膳は、宗教によってお供えするものやお供えするかどうかが違ってくるので、一般的にどのようなものをお供えするのかというのははっきりとは言いにくいもの。

しかし、基本的にはお供え物にはお菓子や果物、そしてお団子をお供えすることもあります。

さらに、お膳には御霊供膳を用意する宗教がほとんどとなります。

もしもどのようなものを用意すればいいのかはわからない場合には、身内の人や菩提寺の方にお聞きするといいですよ。

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