法事の挨拶の例文を、開始前と食事前と最後に分けて紹介しています。
法事に来ていただいた人に施主(喪主)は開始や食事や最後にどう法事のお礼の挨拶をしたらいいのか迷ったときは、この文例を参考にしてみてください。
法事を行う際には、喪主もしくは施主の方が必ず挨拶を行いますよね。
しかし、法事との喪主や施主になることはそうそうあるものではなく、どのように挨拶をすればいいのか悩む人も多いかと思います。
ここでは、そんな法事での挨拶の例文を、法事の開始・食事・最後と分けて紹介していきます。
- 法事の開始の挨拶をするときの例文・文例
- 法事の食事前の挨拶をするときの例文・文例
- 法事の最後の挨拶をするときの例文・文例
- まとめ
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法事の開始の挨拶をするときの例文・文例!
施主・喪主は法事の開始に挨拶をする必要があります。
そこで法事での開始の挨拶の例文・文例をご紹介しますので参考にしてみてください。
それではこれより「亡き父○○○○(もしくは戒名)○○○○」の○回忌の法要を始めさせていただきたいと思います。
(僧侶の方に)では、よろしくお願いいたします。
挨拶をするときには、天候に合わせて、
- 「お暑い中」
- 「寒いところ」
故人の名前は通常は戒名で紹介するのが一般的です。
しかし身内や知り合いなどの間で行う場合には、なじみのある名前で話したほうが分かりやすいですね。
法事の食事前の挨拶をするときの例文・文例!
法事(法要)が終わり会食が始まる前にも施主・喪主は挨拶が必要です。
法事の食事前の挨拶をするときの例文・文例をご紹介しますので参考にしてください。
本日は菩提寺の○○様により、父の○○○○の法要を立派に済ませることが出来ました。
故人もさぞかし喜んでいることと思います。
皆様にはご多忙の中ご列席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
ささやかではございますが、お食事のご用意をさせていただきました。
どうぞごゆっくりとお過ごしいただき故人の思い出話などをお話しいただければ幸いでございます。
本日はまことにありがとうございました。
また、こうして○○をしのぶ席にお付き合いいただき本当にうれしく思います。
粗宴ではありますが、父の思い出話などをしながら召し上がっていただければ幸いです。
どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。
こちらの例文の方は、もちろん会食がない場合には省略してしまうものとなります。
そんな時には、始めの挨拶と最後の挨拶だけで大丈夫です。
法事の最後の挨拶をするときの例文・文例!
法事での挨拶、最後の挨拶の例文とは?
では最後に、法事が全て終わった後に一言挨拶をするときの例文をご紹介します。
本日はご多忙の中最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございます。
そろそろお時間となりましたので、これでお開きとさせていただきたいと思います。
これからも、変わらぬご指導のほど、よろしくお願いします。
本日はほんとうにありがとうございました。
本日はお忙しい中を最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
そろそろお時間となりましたので、これでお開きとさせていただきたいと存じます。
これからも変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
ささやかではございますが、お礼の品をご用意いたしました。
お荷物になってしまい恐縮ですが、どうぞお忘れのないようにお気をつけてお持ちくださいませ。
本日は本当にありがとうございました。
終わりの挨拶の場合、会食があるときにはお酒を飲んでいる人も多く、お話も盛り上がっている為なかなか小さな声では伝わりにくいこともあります。
その為、会場にいる人が聞こえやすいように、少し大きめな声でお話をするといいですよ。
まとめ
法要の際の喪主もしくは施主の挨拶というのは、とても緊張するものですよね。
しかし、内容の方はそうかしこまらなくても簡単なものでかまいません。
ただ、故人のために来てくださった方や、お経をあげにわざわざ足を運んでくださった僧侶の方にきちんと心を込めてお礼を言うようにしましょう。
特に最後の言葉というのは、会の締めともなりますし、会食の場合はその場所を借りているときには時間が決められているので、少し早めに終えるようにしましょう。