法事の日程の決め方はどのようにしたらいいのでしょうか。
法事を行う時間帯は午前か午後か?時期はいつがいいのか?など、
喪主や施主の立場になった時に悩んでしまう、法事の日程や時間や時期の決め方について確認していきましょう。
ある程度年齢を重ねると、身内の人が亡くなり喪主の立場になることもありますよね。
喪主としてお葬式を行った後は、施主として今後の法事を中心となって決めていく必要があります。
しかし、施主となることはほとんどなく、どのようなことを決めていけばいいのか最初は悩むことも多いかと思います。
特に、始めに悩むのは日程や時間の決め方ではないでしょうか?
今回は法事の日程の決め方についてご紹介します。
- 法事の日程の決め方とは?
- 法事の時間帯は?午前や午後いつがいいの?
- 法事の時期とは?いつ行うのがいい?
- まとめ
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法事の日程の決め方とは?
故人が亡くなり、お葬式を済ませたら、その後も何度か法事を行いますよね。
そして、その法事の日程などを決めていくのがお葬式の時に喪主を務めた「施主」となります。
では、法事の日程はどのように決めて行ったらいいのでしょうか?
法事の準備は2~3か月前から始める
法事の日程というのは、余裕をもって行う2~3か月前から始めていくといいでしょう。
これくらい前から法事の日程を調整すれば、僧侶の予定もまだ空いていることが多いため、希望通りの日程で法事を行うことができます。
もちろん初七日や四十九日はそのような余裕はありませんし、最近では初七日を省略したり、お葬式と一緒に行う事も少なくないようです。
法事の日程は命日に合わせることが好ましい!
法事の日程の決め方は、年忌の場合、好ましいのは故人の命日に合わせることです。
しかし、最近の事情では、故人の命日が平日の場合はなかなか参加するのが難しいです。
ほとんどの場合は「土曜日・日曜日・祝日」などの休みの日に法事を行うことが多いです。
法事の日程は他にも、
- 菩提寺や僧侶の方の都合
- 参列される方々の都合
法事の時間帯は?午前や午後いつがいいの?
法事を行う日程が決まったら、次は時間帯を決める必要があります。
法事は午前中から行うのがおすすめ!
法事というのは、法要やお墓参り、会食を合わせてだいたい5時間ほどと、ほぼ半日を要します。
その為、遠方から来る人のことも考えて、午前中から行うのが良いとされています。
おおよその時間としては、だいたい
- 10時~11時頃から法要をはじめ、その後お墓参り
- 12時~13時頃から会食
ただ、なかにはどうしても午前中から法事を行うことが難しいという場合もありますよね。
そんな時には、午後から法要を行うという事もあります。
法事を午後から行う場合のデメリットとは?
午後から法要を行うと
- お墓参りをする頃には暗くなって足元が危険
- 遠方から来る人は変える時間が遅くなってしまう
その為、出来れば法要は午前中から行うのがベストとなります。
法事の時期とは?いつ行うのがいい?
法事を行う時期についてご紹介していきたいと思います。
法事というのは、お葬式が終わり、初七日・四十九日・百か日・一周忌と続きますよね。
最近では初七日や百か日は省略されることが多いものです。
四十九日は故人が亡くなってから四十九日目に行われることが多いようですが、一周忌以降は故人の命日に行うのが良いとされています。
法事は命日の前一カ月以内の休日がおすすめ!
昔はあまり休日と平日は関係なく故人の命日に合わせて法事を行われることが多かったようです。
平日に法事を行うとなると
- 学校
- 仕事
故人の命日に合わせて法事を行うと、学校や仕事を欠席・欠勤して参加してもらう事になってしまいます。
その為、最近の法事は故人の命日にかかわらず、命日の前一カ月以内の都合のよい休日に行われることが多いようです。
ここで一つ注意しなければならないのが、必ず故人の命日の前までに法事を済ませること。
もしも親しい人の命日が重なってしまっていてどうしても命日の行わなければならないという事もありますが、それ以外は必ず故人の命日の前に法事を行うようにしましょう。
まとめ
身内の人が亡くなると、施主となってお葬式の後は定期的に法事を行う必要があります。
その時には、きちんと日程や時間などを決めなければなりません。
年忌法要であれば、昔は故人の命日に行うものでしたが、最近では参列者や菩提寺の都合に合わせて休日に行われることが多くなっているようです。
そして、時間も午前中に行われることが多いものです。
せっかくの法事ですから、より多くの人が参加しやすい日程で行われるように調整していきましょう。