法事のネクタイの色は黒と決まっているのでしょうか。
また、法事のネクタイの色はグレーやシルバーや柄があるものはマナー違反になってしまうのか?
ネクタイピンの使用もNGなのか確認していきましょう!
法事に参加するとなると、男性の場合意外と気になるのがネクタイではないでしょうか?
通常お葬式の場合は喪服となるので黒が定番ですが、法事の服装はほとんどの場合三回忌以降は「平服」となりますよね。
この時、男性のスーツの色も濃紺や濃いグレーでもOKとなります。
では、ネクタイの色はどうなのでしょうか?
合わせてネクタイの柄やネクタイピンなどの疑問も合わせてみていきたいと思います。
- 法事のネクタイの色は黒がいい?
- 法事のネクタイはグレーやシルバーはマナー違反?
- 法事のネクタイは柄があるものはマナー違反?
- 法事にネクタイピンを使うのはNG?
- まとめ
【PR】スポンサーリンク
法事のネクタイの色は黒がいい?
お葬式に参加する際、服装は喪服が基本なので、ネクタイの色も黒が一般的ですよね。
では、法事の場合はどうなのでしょうか?
一周忌までは黒のネクタイ
法事の場合には、四十九日や一周忌までは喪服で参加することが多いのでネクタイの色も黒で統一します。
そのため喪服で出席する法事は黒のネクタイになります。
三回忌以降は濃紺や濃いグレーのネクタイでもOK!
法事は三回忌を過ぎると、服装も「平服で」と案内状にも書かれることも多く、スーツなら濃紺や濃いグレーでも大丈夫となります。
ネクタイの方も、もちろん黒が基本ですが、特に黒だけにこだわる必要はありません。
スーツの色に合わせて
- 濃紺
- 濃いグレー
ただ、いざ法事に参加してみたら自分以外はすべて黒のネクタイだった!なんて言う事も考えられます。
そこで、たとえ法事でつけるネクタイの色は黒以外でも、一応黒のネクタイを持参しておくと安心です。
法事は細い黒のネクタイでも大丈夫?
法事の黒のネクタイは一般的な太さものがおすすめです。
どうしても細い黒のネクタイはファッション度が高く、法事には不向きと考える方が多いのが実際のところです。
そのためスタンダードなタイプの黒ネクタイを法事では使用するのが無難かと思います。
葬儀や法事などで黒のネクタイは使いますので1本持っておくのがおすすめです。
法事のネクタイはグレーやシルバーはマナー違反?
法事に参加する際のネクタイの色で、グレーやシルバーはどうなのかを見ていきたいと思います。
先程お話しした通り、お葬式をはじめ、法事に参加する際のネクタイの色は黒が基本です。
しかし、だいたい三回忌以降は濃紺や濃いグレーでも大丈夫となります。
法事の場合はグレーやシルバーのネクタイに注意!
法事の場合はグレーやシルバーのネクタイとなると話は別になってきます。
法事で着用できるのは、あくまで地味な色のもの。
同じグレーのネクタイでも、
- 明るいグレーのネクタイは法事には向きません。
- シルバーのネクタイはどちらかというと慶事用のイメージみられます。
その為、法事に参加する際には、明るいグレーやシルバーのネクタイは避けた方がいいでしょう。
法事のネクタイは柄があるものはマナー違反?
法事に着用するネクタイの柄について見ていきたいと思います。
法事に参加する際、ネクタイはなるべく地味なものが求められます。
三回忌以降は控えめな柄のネクタイであればOK!
法事で着用するネクタイは、三回忌以降ある程度の柄なら問題ありません。
ただ、やはり法事という場なので、柄物はなるべく控えめのものにします。
もちろん、派手な柄のネクタイなどはもってのほかですよ。
法事にネクタイピンを使うのはマナー違反?
最後に、法事の際に着用するネクタイのネクタイピンについてご紹介します。
「お葬式」に参列するとき、ネクタイにはネクタイピンはつけていかないのがマナーです。
お葬式に参列する際には、金属は結婚指輪以外は基本的に身に着けないとするのが一般的だからです。
その為、普段ネクタイにネクタイピンをつける人でも、お葬式の場合にはネクタイピンは使用しません。
では法事の際はどうでしょうか?
葬式にネクタイピンはマナー違反だが法事はOK!
法事の際にはネクタイピンをしても特に問題はありません。
しかし、なるべく派手なものはさけ、シンプルなものを使用するようにします。
やはり出来ればつけない方がいいかもしれませんね。
もしも法事に参加した際に他の人がネクタイピンをしていないようであれば、こっそりと取り外したほうがいいでしょう。
▼関連記事▼
法事は喪服以外でもいい?礼服はスーツでも大丈夫?私服はダメ?
まとめ
女性にはわかりませんが、男性の場合、冠婚葬祭の場では意外とネクタイが気になるものです。
特に法事の際には、基本的には黒ですが、三回忌以降では黒だけにこだわらず、地味で濃い色であれば大丈夫となります。
ただ、あくまで法事に参加するので、柄物やネクタイピンはさけるようにしましょう。