法事でお供えする饅頭や果物やお菓子はどのようなものがおすすめなのでしょうか。
好きな食べ物でいいのか、日持ちする食べ物がいいのかなど、法事でお供えする饅頭や果物やお菓子の選び方のマナーや注意点について確認していきましょう。
法事の際には、お花やお線香などのほかに、食べ物をお供えしますよね。
法事にお供えする食べ物といえば、真っ先に思い出されるのが「饅頭」や「果物」ではないでしょうか?
しかし、特に法事の時には果物やまんじゅうをお供えしなければならないというわけではなく、最近では故人の好きだったお菓子や洋菓子などが供えられることも。
今回は、法事の際にお供えする饅頭や果物やお菓子についてご紹介したいと思います。
PICK UP法事に関する服装・香典・お布施・お供え物などについてのマナーや豆知識について紹介している記事です。
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法事とは?法要との違いは何?服装やお布施や香典のマナーの基礎知識を紹介!
- 法事でお供えする饅頭はどのようなものがいい?
- 法事でお供えする果物(フルーツ)はどのようなものがいい?
- 法事でお供えするお菓子はどのようなものがいい?
- まとめ
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法事でお供えする饅頭はどのようなものがいい?
法事の際にお供えするものといえばお饅頭ですよね。
これは、昔まだ砂糖など甘いものが高級だったころ、法事の時くらいは甘い砂糖を使ったまんじゅうをお供えしようという家族の思いが込められています。
では、法事の際にお供えするおまんじゅうはどのようなものがいいのでしょうか?
故人にお供えをするといっても、最後には下げて参列者の方に分けることが多いもの。
そのため
- 個包装してあるもの
- 大きさはやや小ぶりのもの
法事でお供えする果物やフルーツはどのようなものがいい?
法事の際にお供えする果物について見ていきたいと思います。
法事には、仏壇に様々な種類の果物を持ったかごなどが供えられていることがありますよね。
このお供え用の果物には何かマナーのようなものはあるのでしょうか?
中には数や種類を気にする人もいるようですが、基本的に法事でお供えする果物にルールなどはありません。
スーパーやデパートなどでは、お供え用といえばきちんと盛りかごを作ってくれますし、元々セットになって売っている場合もあります。
もちろん故人が好きな果物があるのであれば、個々に購入して仏壇の前に盛って飾っても大丈夫ですよ。
だいたい定番の果物といえば
- みかん
- バナナ
- リンゴ
- ぶどう
その他にも高級感を出すためにメロンなどを一緒に飾ることもあります。
法事でお供えする果物の置き方
購入した果物は、専用の供物台があれば、そちらにきれいに並べます。
もしもない場合は高坏があるのであれば、そちらを利用しても大丈夫です。
どちらもないというときには、低くて広めのお皿を用意し、その上に半紙を敷き果物を乗せるようにするといいですよ。
法事でお供えするお菓子はどのようなものがいい?
法事には、仏壇にお菓子もお供えしますよね。
昔は高級で普段はなかなか口にすることが出来なかった砂糖菓子「落雁」をお供えすることが多かったようです。
しかし、今は特にこだわることなく、故人が好きだったものや後で分けやすいものなどを選ぶといいでしょう。
法事でお供えするお菓子は和菓子でも洋菓子でも大丈夫!
法事でお供えするお菓子は、もちろん和菓子でも洋菓子でも大丈夫です。
和菓子なら、
- 落雁
- どらやき
- もなか
暑い時期なら水ようかんやゼリーなども涼しげでいいかもしれませんね。
もちろんお供えする際には容器などに入っているものをそのままお供えして大丈夫です。
そして、洋菓子をお供えする場合には、日持ちのする焼き菓子などがおすすめです。
例えば、
- マドレーヌ
- 個別サイズのバウムクーヘン
- カステラ
- クッキー
法事にお供えするお菓子も、お供え後は参列者の方々に配ることも少なくありません。
そのため、
- 個包装してあるもの
- 日持ちのするもの
- 箱入りであれば多くの数が入っているもの
時々お菓子の詰め合わせで様々な味のものがセットになっているものもありますが、分けることを考えるのであれば、出来れば同じものが詰め合わせされたものの方がいいでしょう。
まとめ
法事の際には、故人が好きだったお菓子や果物なども合わせてお供えしますよね。
しかし、亡くなった人がお供え物を食べるわけではなく、法事が終わった後に参列者の方に配ることが多いようです。
その為、お菓子やおまんじゅうであれば個包装されていて配りやすいもの。
そして果物は故人が好きだったものを選び、出来ればあまり香りの強くないものを選びます。
他にも、特に夏の暑い時期は食べ物が傷みやすいので、特に傷みやすいものは控えるようにしましょう。