法事の時間はどれくらいかかるのでしょうか。
また法事は午前中に行うものなのか?それとも法事は午後から行ってもいいのでしょうか。
法事の日程や開始時間を決めるにあたってのマナーを確認をしていきましょう。
法事で施主の立場となる場合、日程の調整はもちろんですが、時間の予定も考えなければなりません。
そもそも法事というのはどのくらいの時間かかるものなのでしょうか?
そして、法事は午前中と午後、どちらに始めるのがいいのでしょうか?
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法事の時間はどれくらいかかる?
法事を行う施主(喪主)が疑問に思う事の一つに「法事にかかる時間」ではないでしょうか?
法事の1日の予定を組むにあたり、食事の準備など、いろいろと時間など逆算して手配をする必要があります。
では、法事というのはどのくらい時間がかかるものなのでしょうか?
それを知るには、法事の流れの時間を見ていくとわかりやすいです。
お経にかかる時間
法事(法要)のお坊さんにお経をあげもらう事から始まります。
こちらはだいたい参列者の焼香も含めて40分ほどかかります。
お墓参りにかかる時間
お経の後お墓参りになります。
お墓参りは距離などによって違ってきますが、だいたい1時間ほど見ておくといいでしょう。
また、お墓参りは省略する場合もあります。
会食にかかる時間
時間帯によっては会食がありますが、こちらは1~2時間くらい見ておくといいでしょう。
この流れを見ていくと、会食がある場合にはだいたい4~5時間ほど見ておくといいでしょう。
午前中から始まれば半日はかかることになります。
また、会食も省略する場合があります。
お墓参りや会食などは、参加する人によりかわり、特に家族のみで行う場合は省略してしまうことが多いようですね。
法事の時間は午前中がいい?
法事を行う時間帯というと、やはり午前中に行うことがほとんどですよね。
その理由としては、
- 法事に参加してもらう人の都合などを考慮
- お寺さんの都合
そして何よりも法事を行う際には、ほとんどの場合最後は個人との思い出話をする会食がありますよね。
そう考えると、午前中に法要、お墓参りを行い、その後昼食をとるという形が一番適しているのです。
その為、法事の時間は午前中から行うのがベストという事が言えます。
法事の時間は午後からでもいい?
法事はほとんどの場合午前中に行い、お昼を挟んで会食という形がほとんどですよね。
しかし、参加者の都合などによって、どうしても午前中に法事を行うことが出来ないという事もあるかと思います。
ではそんな時には午後から法事を開始でも大丈夫なのでしょうか?
参加する人の都合などで午後からの方がよいという場合には、午後から法事を始めても特に問題はありません。
ただ、そんな場合にはいくつか考慮するべきポイントがあります。
お寺の都合を確認する
法事を行いたい時間のお寺の都合。
お寺さんによっては午前中の法要しか受け付けていないというところもあるので注意しましょう。
法事を行いたい時間がお寺の都合と合わなければいけないので調整が必要です。
法事に参加する人の都合を確認する
法事に参加する人の都合も確認しないといけません。
午後からの法要となれば、遠方から来る人の場合、その日のうちに帰宅できないことも少なくありません。
その場合には施主側の方がきちんと配慮する必要があります。
法事に参加する人数が多ければ多いほど調整に苦労するかもしれません。
お墓参りの時間帯が暗くならないか確認する
法事の開始時間が遅くなってしまうと季節によってはお墓参りの時間が暗くなってしまう事も。
そう考えると、出来れば昼間の法事・法要の方がいいのかもしれませんね。
まとめ
法要というのは、会食を含めるとだいたい半日は時間を要するものです。
その為、普通は午前中から法要をはじめ、お昼を挟んで会食という形が多いようです。
しかし、必ず午前中から開始しなければならないという事はありません。
もしも施主側の都合や参加者の都合などで午後の方がよいというのであれば、午後から始めても特に問題はありません。
ただ、午後の開始となると、終了時間が遅くなってしまったり、お寺さん側の都合などもあります。
そのあたりもきちんと考えたうえで法事を行う日程や時間を考慮するようにしましょう。