法事の準備をするときには何を用意しておけばいいでしょうか。
法事の準備物や必要なものをあらかじめ確認して当日になって慌てないようにしておきましょう。
身内の人が亡くなると、時には喪主となって葬儀などを取り仕切らなければいけませんよね。
そして、お葬式が終わった後も、今度は施主となり法事を取り仕切る立場になります。
法事というのは、葬儀ほどではないものの、事前に様々な準備が必要になってきます。
その為、法事の2~3か月前からしっかりと準備していくことが必要になってきます。
今回は、法事の際に準備するものについてご紹介したいと思います。
- 法事を行う時に準備するものとは?
- 法事の前日に準備するものとは?
- 法事に参列する場合に準備するものとは?
- まとめ
⇒「法事の準備をするときに施主が用意する物や必要なものとは?」の記事へ
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法事を行う時に準備するものとは?
法事を行うときには、施主の方は様々なものを事前に準備する必要があります。
僧侶への依頼
まず、法事の日程が決まったら、お寺の僧侶の方に依頼をします。
お寺の方の都合もあると思うので、日程をお寺と相談して決めることもあります。
会食(食事)の場所や料理の手配
法要の後に会食をする場合には、場所や料理の手配をします。
- 店に移動する場合は、ゆっくり食事ができる広さのお店
- 料理の内容
- 子供がいる場合は子供向けのもの
もしも会食はせずに食事だけ用意する場合には、その料理の手配をします。
案内状の準備
全てが決まったら、参加される方に案内状を送る必要があります。
こちらは、相手の都合やこちらの準備の都合もあるので、なるべく早めに出すようにしましょう。
だいたい1か月くらい前には準備をして送るようにしましょう。
ただ、この場合は少人数や身内の実で行うという場合は電話での案内・確認でも大丈夫です。
料理や引き出物の数を確認して用意する
案内状の出欠の返事を確認し、お料理や引き出物の数を確認して手配します。
法事の流れなどによって、移動手段や卒塔婆(そとうば)の手配などもきちんと事前に手配しておきます。
法事の前日に準備するものとは?
法事の前日には、当日持参するものを準備しておきます。
持参するものとしては、
- 僧侶の方にお渡しするお布施
- 僧侶の方にお渡しするお車代
- 僧侶の方が会食に参加されない場合はご膳料(お食事代)
- 仏壇などに飾るお供物やお花・位牌・遺影写真など
- 参列者の方々に帰りにお渡しする引き出物
そして、当日参列する方の人数の再確認も怠らないようにしましょう。
そして当日、参列者の方が先に会場についているという事の決してないように、早めに会場に行き、お客さんを待ちましょう
もちろん、その時に前日に準備したお布施やお供物・お花・位牌・遺影写真・引き出物なども持参し、きちんと準備しておきます。
法事に参列する場合に準備するものとは?
次に参列する方の準備するものを見ていきましょう。
参列者の場合、法事の際に準備するものはそう多くはありません。
お供え物
まず、必要なのが、お供え物になります。
一般的にはお菓子や果物などが多いですが、故人の霊を慰めるために必要なお線香やろうそくも喜ばれます。
供花
供花も用意しましょう。
お供え物は最近では品物ではなく「御仏前」として相応の現金を持参することもあります。
もちろん両方用意しても問題はありません。
数珠
法事には欠かせない数珠も持参します。
他に、もしも卒塔婆供養をしたいという場合には、事前に施主の方に申し出て金額を確認し、持参しましょう。
黒いエプロン
女性であれば、法事の際にお手伝いをすることもありますので、弔事用の黒いエプロンを用意していくといいかもしれませんよ。
まとめ
故人が亡くなった場合、お葬式はすぐに行うものなのでバタバタと準備をしてはっきり言って悲しむ間もなく終わってしまうという感じの人も多いかと思います。
しかし、お葬式が終わった後も、初七日・四十九日・一周忌と法事は続いていきます。
法事を行う際、施主の人は事前に様々な準備が必要になってきます。
当日準備するものはもちろんですが、
- 僧侶の方の手配や会食の手配
- 参列者の移動手段の手配
その為、少なくとも1回忌以降は2~3か月前からしっかりと準備を行う必要があります。
それに対し、参列者側の場合はそう用意するものは多くありません。
基本的にはお供物を持参しない場合には「御仏前」として御供物料を、他には仏壇やお墓に備えるお花などを持参します。
法事なので、お葬式と同じように数珠も忘れずに準備しておきましょう。
法事というのは、故人が亡くなった後は何度か行われていくものです。
回数を重ねるごとに簡略化されていくものではありますが、きちんと準備は必要になってきます。
法事の際に慌てることの内容に事前にきちんと必要なものを準備しておきたいですね。