法事のお布施の「食事代」と「お車代」の表書きの書き方はどう書くのが正しいのでしょうか。
そして「食事代」と「お車代」の金額の相場はいくらくらいなのでしょうか?
また、法事のお布施として僧侶に渡す食事代とお車代の封筒は別々に分けるのか、封筒は一緒でもいいのか確認していきましょう!
法事の際、お経をあげててくれるお坊さんに「お布施」を渡しますよね。
しかし、法事で渡すのはお経をあげてくれたことによるお礼である「お布施」だけではないんです。
法事の際には、お経をあげてもらったときに会食があるのが一般的。
- 会食にお坊さんが参加されない場合には「御膳料・食事代」
- わざわざ足を運んできてくださったお坊さんに「お車代」
ただ、普通のお布施同様、食事代(御膳料)もお車代も、どのように用意したらいいのかわからない人も多いと思います。
今回は、法事でお坊さんにお渡しする食事代(御膳料)とお車代についてご紹介します。
- 法事のお布施の「食事代や御膳料」の表書きの書き方と金額の相場は?
- 法事のお布施で「お車代」の表書きの書き方と金額相場はいくら?
- 法事のお布施の食事代とお車代は別々に用意するの?一緒の封筒でもいいの?
- まとめ
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法事のお布施の「食事代や御膳料」の表書きの書き方と金額の相場は?
法事のお布施でお坊さんに渡す食事代・御膳料についてご紹介します。
法事を行う場合、最後に食事会を開くことが多いですよね。
お坊さんの都合が合えば、一緒に食事をしてもらう事もありますが、逆に参加されずに帰ることも少なくありません。
そんな時は、お坊さんにお食事代としてお布施をお渡しします。
食事代のお布施の表書きには「御膳料」と書く
食事代の表書きを、普通のお布施と同じように「お布施」としてしまっては区別がつけにくくなってしまいますよね。
その為、お食事代の場合には表書きが違ってきます。
表書きには「御膳料」と書きます。
食事代のお布施の金額の相場はいくら?
食事代のお布施の金額ですが、食事会で他の人が食べられる料理代のワンランク上の代金を用意するようにします。
相場にすると、だいたい5千円~1万円程度となります。
法事のお布施で「お車代」の表書きの書き方と金額相場はいくら?
法事のお布施のお車代の表書きと金額相場を見ていきたいと思います。
お寺のお坊さんにお経をあげに来ていただくわけですが、もちろん車の燃料代等もかかりますよね。
それらの費用を「お車代」としてお布施をお渡しします。
交通費のお布施の表書きには「お車代」と書く
お車代としてお布施をする場合には、表書きはそのまま「お車代」で大丈夫です。
お車代のお布施の金額の相場はいくら?
お車代の金額の相場は、だいたい3千円~1万円程度。
お車代というと、わざわざ足を運んできてくださったことに対するお礼になります。
そこでちょっと気になるのが、お坊さんがどこからきているのか。
お坊さんと一言に言っても、
- 遠方から足を運んでくる場合
- 逆に近所にあるお寺から来てもらう場合
お車代とは?
お車代というのは、あくまで足を運んでくださったことに対するお礼。
つまり、お車代の金額は距離には関係ないのです。
お坊さんの交通費というイメージです。
法事のお布施の食事代とお車代は別々に用意するの?一緒の封筒でもいいの?
法事でお坊さんに来てもらったときには、一般的に
- お布施
- 食事代・御膳料
- お車代
では、この3つ、いっぺんに渡してしまっていいのでしょうか?
それとも別々にお渡ししたほうがいいのでしょうか?
「お布施」「御膳料」「お車代」の3つは別々の封筒を用意!
法事のお布施と御膳料とお車代は、お布施を渡すタイミングのとき一緒に渡します。
渡すタイミングは、
- 法事が始まる前に挨拶をするとき
- 法事が終わり僧侶が帰る前
何に対するお布施なのかがわかるように、一緒にまとめて一つの封筒に入れるのではなく、封筒は別々に「お布施」「御膳料」「お車代」3つ用意しましょう。
ちなみにお布施を渡す時には手渡しで渡さずに小さなお盆に乗せて渡します。
小さなお盆は「切手盆」という専用のお盆がありますが、用意がない場合には小さめのお盆に乗せて渡しても大丈夫です。
まとめ
法事でお坊さんにお渡しするお布施は、1つではありません。
お布施の他にも、
- 食事代である「御膳料」
- わざわざ足を運んでくださったことに対する御礼である「お車代」
ただ、どれも同じお布施ではありますが、お渡しするときには必ず全て違う封筒に入れそれぞれ「お布施」「御膳料」「お車代」と分けて用意します。
渡す際には、3つ全て一緒に渡しても大丈夫ですが、渡す際には必ずお盆に乗せて用意し、一言感謝の気持ちを述べてから渡しましょう。
御膳料もお車代も、法事では欠かせないお布施ですので、事前にきちんと分けて準備をして、きちんと渡すようにしましょうね。