お布施の封筒の書き方マナーについてお伝えしています。

お布施の封筒は薄墨で書くのか?表書きと裏書きと中袋は、それぞれどう書いたらいいのか?

お布施の封筒の正しい書き方について確認をしていきましょう!

お布施の封筒の書き方

お葬式や法事を行うときに、僧侶の方に御礼としてお渡しするのが「お布施」ですよね。

しかし、初めてお布施を用意する際には、どのように用意したらいいのか困ってしまうものです。

お布施の金額やお金の入れ方などもそうですが、お布施の封筒の書き方も疑問の一つ。

今回は、そんなお布施の封筒の書き方について詳しくご紹介していきます。

目次

  • お布施は薄墨で書くべきなの?
  • お布施の表書きの書き方マナーとは?
  • お布施の裏書きの書き方マナーとは?
  • お布施の中袋の書き方マナーとは?
  • まとめ
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お布施の封筒は薄墨で書くべきなの?

お布施の封筒は薄墨で書くべきなのでしょうか?

お葬式の香典を持っていくときに、表書きを「薄墨」で書きますよね。

これは、悲しみの涙で文字を書く墨も、涙で薄くなってしまったという悲しみの意味を表すものでもあります。

では、お葬式の際に僧侶の方にお渡しするお布施の封筒も薄墨で書いた方がいいのでしょうか?

お布施は薄墨で書く必要はありません

実際に市販されているお布施専用の封筒を見てみると、薄墨で書かれたものというは見たことがありませんよね。

つまり、お布施の封筒はお葬式の場であっても薄墨で書く必要はないのです。

お布施というのはあくまで僧侶の方への感謝の気持ちとしてお渡しするもの。

お寺の方に不幸があったわけではないので、薄墨で書く必要はないのです。


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お布施の表書きの書き方マナーとは?

お布施を入れる袋の表書きの書き方を見ていきましょう。

お布施を入れる専用の封筒がコンビニなどでも市販され、手軽に手に入れることが出来ますよね。

この場合は、「お布施」の文字を書く手間が省けます。

書かれていない封筒や、通常の白い封筒などを用いる場合には、上段に

  • 「お布施」
  • 「御布施」
と記入します。

そして、下段には、

  • 喪主もしくは施主のフルネーム
  • ○○家
という書き方をします。

お布施の文字は、最近ではすでに書かれているものを用いる人が多いですが、出来れば自分の手で欠くことをおすすめします。

お布施の裏書きの書き方マナーとは?

お布施の裏書の書き方を見ていきたいと思います。

お布施の裏書きの書き方は、基本的には祝儀袋や不祝儀袋と同じです。

お布施の裏面に記載する内容とは?

お布施の裏書きは、本来であれば

  • 住所
  • 電話番号
だけを記入し、金額は明記しません。

その理由は、あくまでお布施というのはお経をあげてもらうなどの代価ではなく、あくまで「お礼の気持ち」だからです。

とは言っても、お寺の方のお話を聞いてみると、金額は書かれていた方が、経理などの都合上有り難いようです。

その為、金額もきちんと入れるとより丁寧です。

ただ、お布施に金額を入れる場合には、算用数字ではなく漢数字を用いるのがマナーとなっているので気を付けましょう。

お布施の中袋の書き方マナーとは?

お布施を入れる封筒は、中袋は特に必要はありません。

特に、通常の白い封筒を用いる場合、二重封筒だと「不幸が重なる」という意味となるのでタブーとされています。

しかし、元々お布施の袋に中袋がある場合にはきちんと中袋にも記入をする必要があります。

この場合には何を書いたらいいのでしょうか?

中袋には、

  • 住所
  • 氏名
  • 金額
です。

中袋の場合、特に筆で書く必要はありませんが、出来れば筆ペンや筆のタッチのサインペンなどを用いるといいでしょう。

そして、中袋に金額を明記する場合にも、必ず漢数字を用いるようにします。

まとめ

葬儀や法事などで僧侶の方へお布施を用意するときに悩むものの一つが封筒の書き方です。

表書きには「お布施」「氏名」を書くのはなんとなくわかっていても、裏書や中袋の書き方というとあやふやになってしまう人も多いのではないでしょうか?

基本的にお布施の裏書や中袋には喪主や施主の住所・電話番号、そして金額を明記します。

金額は裏書には必要ありませんが、書いておくと丁寧です。

そして、金額をかく場合には必ず漢数字、そして旧漢字を使用して書きましょう。

基本的には祝儀袋や不祝儀袋と同じ書き方になりますが、違うところもあるので注意して書くようにしてくださいね。

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