お布施の渡し方のマナーにはどのようなものがあるのでしょうか。
お布施を渡すときに添える言葉、ふくさ(袱紗)に包んだりお盆を使って渡す方法、向きはどうしたらいいのかについて確認をしていきましょう。
法事を行う際、ほとんどの場合は僧侶の方を呼んでお経をあげてもらいますよね。
その時には、お礼として「お布施」をお渡しするのがマナーです。
お布施はもちろんお経をあげてもらったことへの感謝の気持ちを込めて渡すものですが、いろいろとマナーがあることを知っていますか?
お布施を渡す時の言葉や、お布施を渡す方法は実は細かく決められているのです。
今回は、法事を行う際に僧侶の方を読んだときのお布施を渡す時の渡し方のマナーをいろいろご紹介していきます。
- お布施の渡し方と添える言葉とは?
- お布施の渡し方は袱紗(ふくさ)を使用するのがマナー?
- お布施の渡し方はお盆を使う時どうしたらいい?
- お布施の渡し方で向きのマナーはある?
- まとめ
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お布施の渡し方と添える言葉とは?
お布施の渡し方とお布施を渡す時にはどのような言葉をかければいいのかについてご紹介します。
お布施というのは、僧侶の方へのお経をあげてもらった代金ではありません。
あくまでお経をあげてもらったことに対する「お礼の気持ち」なのです。
その為、ただ無言でお渡しするものではなく、お渡しするときにはきちんと言葉を添えることが必要です。
お布施を渡すときは無言ではなく言葉を添える
お布施を渡すときの言葉としては、
「本日はどうもありがとうございました。些少ですがどうぞお納めくださいませ。」
などと、簡単な言葉で大丈夫です。
大切なのは、きちんと心を込めて感謝の気持ちを伝えるという事です。
お布施の渡し方は袱紗(ふくさ)を使用するのがマナー?
お布施を渡す時は、
- 切手盆など小さなお盆に直接お布施を乗せてお渡しする方法
- 袱紗(ふくさ)に包んでお渡しする方法
本来であれば、切手盆にお布施を乗せ、かけ袱紗をかけ、さらにそれを風呂敷などで包んで持っていき、風呂敷から出してかけ袱紗はそのままにして差し出すのが一般的でした。
しかし、最近ではふくさは省略し、切手盆などに直接お布施を乗せてお渡しすることが多くなりました。
お盆は切手盆という普通のお盆よりも小さなものを用いることが多いですが、もしもない場合には普通の小さなサイズのお盆に乗せてお渡ししても問題ありません。
ふくさ(袱紗)を使ったお布施の渡し方
ふくさにお布施を包んで持っていき、渡す前に出して机の上などにおいてお渡しする方法もあります。
どちらの場合でもお渡しするときには、表書きを相手に向けて渡すのがマナーです。
お布施の渡し方はお盆を使う時どうしたらいい?
お布施を渡す方法は、最近では一番多いのがお盆に乗せて渡すのが一般的です。
では、どのようなお盆に乗せればいいのでしょうか?
本来であれば、通常サイズの冠婚葬祭用のお盆を使用するのがマナーです。
お布施は切手盆を使って渡すのがおすすめ!
最近ではお布施を乗せる専用の「切手盆」という小さなサイズのお盆でお渡しするのが一般的となっています。
もちろん切手盆はきちんと用意しておくのが一番良いのですが、時には準備がなかったり間に合わなかったりすることもありますよね。
そんな時には、普通のお盆でお渡ししても問題はありません。
ただ、普通のお盆でお渡しするときでも、出来ればお布施に合わせて小さめのお盆を用意するといいですよ。
お布施の渡し方で向きのマナーはある?
お布施の渡し方で大切なお布施の向きについて紹介します。
お布施というのは、お経をあげてくださった僧侶の方へお礼としてお渡しするものですよね。
お布施の表書きを僧侶に向けて渡すのがマナー!
お布施をお渡しする向きは、もちろん表書きを僧侶の方に向けてお渡しするのがマナーです。
お布施をお渡しするときには、お布施をふくさに包んでお渡しする方法もありますよね。
その時には袱紗に包んだままお布施をお渡しするのがマナーです!
もちろん開いたときに表書きが僧侶の方に向いた形でお渡しするようにしましょう。
まとめ
法事では僧侶の方にお布施をお渡しするのがマナーですよね。
しかし、ただお布施を手渡しで僧侶の方に渡してはいけません。
お布施をお渡しするときには、きちんとお礼を述べた後、切手盆にのせたり袱紗に包んでお渡しするのがマナーとなります。
小さなことかもしれませんが、行えないと常識のない人と思われてしまうので、しっかりと覚えておくようにしましょうね。