お線香のお返しに熨斗(のし)は必要なのでしょうか?
お線香のお返しに熨斗(のし)は無しでいいのでしょうか?
お線香のお返しをするときに添えるお礼状の書き方と例文もあわせて紹介します。
また、お線香のお返しが不要な場合はどのような時なのかも確認していきましょう!
身内が亡くなった時に、後々になってから思いかけない人からお線香をいただくことがあります。
特に暑中見舞いの時に多いようですが、最近行われるようになった風習なので、どうしたらいいのか戸惑う方も多いのではないでしょうか。
故人宛てにお線香をいただいた時のお返しについてご紹介します。
- お線香のお返しの熨斗(のし)は必要?どうしたらいい?
- お線香のお返しに添えるお礼状の例文
- お線香のお返しが不要な場合とは?
- まとめ
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お線香のお返しの熨斗(のし)は必要不要どっち?
お線香のお返しを送るときの熨斗(のし)はつけた方がいいのか無しでいいのでしょうか。
お線香をいただいたら何らかのお返しをしなければいけませんよね。
しかし、お線香と一言に言っても高価なものから安価なものまでいろいろな種類があります。
本当に形程度のお線香をもらったのであれば特にお礼の品を送る必要はありませんが、高価なものをいただいた場合にはきちんとお返しをしなければいけません。
ただ、品物をお線香のお返しするときに気になるのが熨斗(のし)です。
お線香のお返しのお礼として品物をお送りするのであれば、特に熨斗(のし)は無くても問題ありません。
しかし、熨斗(のし)無しは気になるという場合は、熨斗(のし)を「粗供養」としてお線香のお返しをお送りしてみてはいかがでしょうか。
お線香のお返しに添えるお礼状の例文
お線香のお返しにお礼状をお送りするときの書き方についても迷ってしまいますよね。
そこでお線香のお返しに添えるお礼状の例文を紹介します。
お線香をいただいたら、お返しの品をお送りする場合でもお礼だけで済ます場合でも、きちんとお礼状を出すことが正式な方法となりますので参考にしてみてください!
お線香のお礼状の例文1
先日はご丁寧なお心づかいをいただきましてありがとうございました。
本来であればきちんとお礼申し上げるのが本意ではございますが 略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶申し上げます。
お線香のお礼状の例文2
向寒の折とて、お体ご自愛ください。
本来であれば取り急ぎ御礼まで
お線香のお礼状の例文3(お返しの品物がある場合)
早速に仏前にお供えさせていただきました。
本日お礼代わりに心ばかりの品をお送りさせていただきました。
寒さ厳しきおり、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
お線香のお返しが不要な場合とは?
お線香をいただいたときにお返しが不要な場合とはどのようなときでしょうか。
身内が亡くなった時に思いがけずお線香を贈っていただくことが増えてきました。
品物をいただくと、基本的には半返しという昔ながらの考え方があります。
しかし、お線香の場合には、必ずしもお返しを贈る必要はありません。
お線香の値段が安価な場合はお返しが不要!
お線香の値段が安価な場合はお返しが不要です。
具体的には、いただいたお線香が1000円~3000円程度と比較的安価なものの場合です。
安価なお線香の場合は、相手の方も気を遣わないでほしいという意味が含まれていることもあります。
その為、お線香をいただいたとしても品物をお返しする必要はありません。
他にも、地域によってはお線香をいただいたときにはお返しは必要ないというところもありますので、気になる人は親戚などに聞いてみるといいでしょう。
ただ、お線香のお返しは必要なくともきちんとお礼は伝えてください。
お線香を頂いたときすぐに電話などでお礼をした後、改めて書状でお礼状をお送りするとより丁寧です。
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まとめ
身内などが亡くなったことを喪中はがきなどで初めて伝えた相手から、後日お線香をいただくことがあります。
しかし、気持ちはとてもありがたいのですが、どうお返しをしたらいいのか悩んでしまう人も多いと思います。
お線香はセットであってもそう高価なものではないので基本的にはお返しは必要ありません。
もしも気になる場合には、お礼状を添えてちょっとしたお菓子などをお送りしてみてはいかがでしょうか?
せっかくお気遣いをいただいた相手には品物よりもまずは気持ちでお返しをしておきたいですね。