初七日のお経の意味にはどんなことがあるのでしょうか。

また、初七日のお経のお布施の相場の金額はいくらなのか?

そしてお経のお布施の渡し方のマナーにはどのようなことがあるのか確認をしていきましょう!

初七日のお経の意味

故人が亡くなり、お葬式が終わると、次に行われる法事が「初七日」になりますよね。

初七日は、元々故人が亡くなって七日目に行われるのが通例でしたが、最近では施主や参列者の負担の軽減のためにお葬式と一緒に行うことが一般的となりました。

初七日と言えば、お葬式とは別に行う場合でも、一緒に行う場合でも、必ず僧侶の方を読んでお経をあげてもらうのが一般的です。

しかし、お経をあげてもらうのはわかりますが、そのお経にはどのような意味があるのか考えたことはありますか?

今回は初七日のお経をあげることの意味、そしてお経をあげてもらったときの僧侶の方へのお布施の相場の金額や渡し方についてご紹介します。

目次

  • 初七日のお経の意味とは?
  • 初七日のお経のお布施の相場の金額はいくら?
  • 初七日のお経のお布施の渡し方マナーとは?
  • まとめ
※【本ページは広告プロモーションが含まれています】


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初七日のお経の意味とは?

初七日に法事を行いお経をあげてもらうのは何故でしょうか?

これは、初七日に行われることに深い意味が込められています。

初七日のお経は三途の川を渡れるようにお願いするもの

初七日というのは、亡くなった人の霊が三途の川にたどり着き、三途の川を渡る日とされています。

しかし、三途の川というのは簡単に渡れるものではありません。

三途の川は、なんと川幅4000キロメートルもある大きな川です。

さらに、浅瀬のところから激流のところまで様々です。

三途の川は簡単に渡れるものではない!

霊は三途の川にたどり着くと、審判を受けます。

これは、生前の行いによって、どのように三途の川を渡るのか、そして三途の川を渡ることが出来るかどうかを決める大切な審判になります。

  • 生前の行いが良い人は、三途の川に橋がかけられたり、船を使ってわたることが出来ます。
  • しかし、行いが悪いと激流の場所を自ら泳いで渡らなければなりません。

初七日のお経というのは、亡くなった人の霊が少しでも楽に三途の川を渡ることが出来るようにお願いするものなのです。


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初七日のお経のお布施の相場の金額はいくら?

初七日に僧侶の方にお経をあげてもらうときには、そのお礼として「お布施」をお渡しするのがマナーです。

これは、お葬式と一緒に行う場合でも別々に行う場合でも同じです。

では、僧侶の方にお経をあげてもらうときのお布施の相場はどのくらいなのでしょうか?

初七日のお経のお布施の相場は3万円~5万円

初七日のお経のお布施の相場はだいたい3万円~5万円です。

もしも用意する場合は3万円、それよりも多く用意する場合は5万円にします。

4は縁起の悪い数字なので、4万円はタブーです。

5万円以上でも特に問題はありませんが、9も縁起の悪い数字なので9万円も避けましょう。

僧侶にはお経のお布施のほかにお車代とご膳料も渡しましょう!

初七日のお経をあげるため僧侶の方に来てもらった場合は、他にも必要であればお車代やご膳料を用意します。

  • お車代は一般的に5千円程度
  • ご膳料は他の方の会食と同じくらい
の金額をお渡しします。

お布施とお車代・ご膳料は必ず別々にお渡ししましょう。

初七日のお経のお布施の渡し方マナーとは?

初七日にお経をあげてもらうときのお布施はどうやって渡したらいいのでしょうか?

お布施は、お経をあげてもらった後に渡します。

ただ、直接手で渡してはいけません。

お経のお布施は切手盆やふくさを使って渡す

一般的には「切手盆」に乗せて渡します。

⇒「切手盆」の一覧はこちら

もしも切手盆がない場合には、小さめのお盆に乗せて渡しても大丈夫ですし、ふくさに包んで渡す方法もあります。

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そして、お布施をお渡しするときには一言挨拶を添えてお渡しします。

例えば、「本日は、心のこもったおつとめを頂きありがとうございました。」など、簡単な言葉を添えるといいですよ。

まとめ

初七日を行う場合には、お経をあげてもらいます。

お経には、亡くなった人の霊が無事に三途の川を渡れるように願いが込められているのです。

そして、初七日にお経をあげてもらう場合にはきちんと僧侶の方に御礼としてお布施をお渡しします。

用意する金額や渡し方にもきちんとマナーがありますので、事前に知っておくようにしましょう。

初七日は、最近ではお葬式と一緒に行うのが一般的ですが、別にきちんと準備をしておくようにしましょう。

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