仏壇の線香

お線香は仏壇に供えるとき本数は何本か決まっているのでしょうか?

また、お線香の正しい火の消し方はあるのでしょうか。

そして、仏壇にお線香を供える時間帯やタイミングはあるのか、ないのかどちらでしょうか?

お線香、お墓や仏壇に何気なくお供えしていませんか?

実はお線香をお供えするときには細かな決まり事というものがあるのです。

ここではいざというときに恥をかかないためにお線香をお供えするときのマナーについてご紹介します。

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目次

  • お線香の本数は何本か決まっているの?
  • お線香の消し方に決まりはあるの?
  • お線香をあげる時間帯やタイミングはある?ない?
  • まとめ
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お線香の本数は何本か決まっているの?

お線香をお供えするときの本数は何本か決まっているのでしょうか?

お線香をお供えする時、何本お供えしていますか?

よくお寺にお参りに行くと、1束単位でお供えできるように用意がしてありますよね。

しかし、お墓や仏壇にお供えするときにはそういうわけにはいきません。

では、何本お供えすればいいのでしょうか?

お線香の本数は何本か決まっていない!

お線香のお供えする本数は、確実に何本というのは特に決まっていません。

ただ、

  • 宗派
  • 地域
によってそれぞれ決まりがある場合があります。

天台宗や真言宗の場合の線香の本数は?

天台宗や真言宗の場合、手前に1本・奥に2本で3本お供えすることが多いようです。

曽洞宗・臨済宗・浄土宗・日蓮宗の場合の線香の本数は?

曽洞宗・臨済宗・浄土宗・日蓮宗は1本を香炉の中央に立ててお供えします。

浄土真宗でもお供えするお線香は1本ですが、立てるのではなく左に向けて寝かせてお供えするという形となっています。

もちろん、他にも地域によって違う本数ややり方もあるので気になる人はお世話になっているお寺や親戚などに聞いてみてはいかがでしょうか?

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お線香の消し方に決まりはあるの?

お線香には消し方に決まりがあるのでしょうか?

お線香の火の消し方を気にしたことってありますか?

一度お線香に火をつけてそれを消すことで徐々に燃えていくお線香ですが、実はその火の消し方があるのです。

お線香の消し方でやってはいけない注意点とは?

お線香の消し方でやってはいけないNGな消し方があります。

それは、お線香に口で息を吹きかけて消してはいけないという事です。

口からは、もちろん良い言葉もたくさん出ていきますが、その一方で

  • 人をだます
  • 嘘をついたりする
ということもありますよね。

そのため口というのは穢れ(けがれ)があるという考え方があるのです。

そんな穢れた(けがれた)口から出された息でお清めの意味もあるお線香の火を消すのはタブーとされているのです。

お線香の火の消し方で正しい方法とは?

お線香の火の消し方で正しいのはどのような方法なのでしょうか?

お線香の火を消すときには口で吹き消すのではなく、

  • 手であおいで消す
  • お線香をふって火を消す

このような方法でお線香の火を消すようにしましょう。

お線香をあげる時間帯やタイミングはある?ない?

お線香をあげる時間帯やタイミングはあるのでしょうか?特にないのでしょうか?

仏壇がある家庭なら、毎日お線香をお供えしていますよね。

しかしそこで気になるのが線香をお供えをする時間帯です。

もしかしたらお供えしてはいけない時間帯などがあるのかなど気にする人も少なくありません。

ではお線香をお供えする時間帯やお供えしてはいけない時間帯はあるのでしょうか?

お線香をあげる時間帯に決まりはない!

お線香をお供えする時間帯というのは特に決まりがありません。

もしも昼間いそがしくて時間がないという場合には、夜にあげても特に問題はありませんよ。

お線香の火の管理には要注意!

お線香をお供えするタイミングとして夜は火の元に注意が必要です。

特に空気が乾燥する冬場には、周りに火が燃え移るものがないかどうかきちんと確認した方がいいでしょう。

毎日お水やご飯をお供えしているのなら、その時に一緒にお線香をお供えするのもいいですね。

お線香をお供えするのに大切なのは、時間帯よりも故人を想う気持ちです。

お供えをする時にはきちんと心を込めてお供えするようにしましょう。

まとめ

お線香をお墓や仏壇にお供えする際には、本数や消し方にマナーがあります。

しかし、逆にそれさえきちんと気にしていれば、他は特に気にすることなく自由に線香をお供えすることが出来ると言えます。

お線香というのは、仏様の食事になるほか、故人に気持ちを伝えたり、自分自身をお清めするなど様々な意味があります。

つまり、故人に供えることで故人だけでなく自分にも大きな意味があるのです。

もしもこれからお線香をお供えする機会がある人や、毎日仏壇にお線香をお供えしているという人は、もう一度お供え方法などをよく考えてみてはいかがでしょうか?

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